日本 Ruby 会議 2007 プログラム

1日目のプログラムは、こちらです。
英訳版は、こちらにあります。

二日目 6/10(日)

開場 9:30

セッション 壱 10:00 - 12:00 「お仕事Ruby」 エンタープライズで使われるRuby

もっと仕事で使うRuby (後藤 謙太郎(ごとけん))

業務の中でRubyをツールとして活用している事例を紹介する。発表者は小さな会社でWebサイト制作の支援に従事しており、そこには制作されたWebサイトデータの検査、短命で大量で小さな制作データの管理、顧客へのポータルサイト提供などがある。こういった雑多なタスクを、既存アプリケーションの統合、リポジトリ管理、バーチャルホスト管理などとして捉え、知られた技術や既存ツールのちょっとしたハックで対処し、使ってもらうためにひと工夫している。

スピーカー
後藤 謙太郎(ごとけん) - シングラム
プロフィール
エンジニア。なにか面白いものを作りたいという野望を持ちつつも日々の忙しさにかまけています。Rubyはもっぱら道具として使っています。
講演時間
10:00〜10:30
講演資料
http://www.webrick.org/misc/20070610-rubykaigi2007-gotoken.pdf

JRuby on Rails でエンタープライズ Ruby (高井 直人)

Ruby on Railsの登場以来、ますますRubyへの注目が高まっています。しかしながら、エンタープライズ分野へのRubyの活用は、まだまだ本格的であるとは言い難いのではないでしょうか。このセッションでは、Java EEアプリケーションサーバ上でJRuby on Railsを稼働させる手法について、解説とデモを行ないます。Java EEアーキテクチャとRubyとの新たな結び付きと、その可能性をご覧ください。

スピーカー
高井 直人 - recompile.net
プロフィール
ソフトウェアエンジニア。1977年横浜生まれ。Java EEやRubyといったオープンソース技術を活用したウェブサイトの企画、構築、運用などの分野で活躍中。
講演時間
10:30〜11:00
講演資料
http://recompile.net/rubykaigi2007/enterprise_ruby_with_jruby_on_rails.pdf

OpenWFEru, a Ruby workflow engine (John Mettraux)

Workflow engines are nothing new in the software industry, they'restarting to appear for the Ruby platform as well. We'll present OpenWFEru, an open source workflow engine ported from Java to Ruby, what was learnt in the move and the resulting business process management facilities, in a Ruby dialect. Finally, we'll enumerate possible interactions and directions for OpenWFEru, and Ruby enterprise software in general.

スピーカー
John Mettraux - Macnica Web Solutions, Tokyo Linux User Group
プロフィール
John Mettraux, Swiss citizen. Software architect and open source developer with a predilection for the workflow, business process management (BPM) and document management domains. Started the OpenWFE (Open source WorkFlow Engine) project in 2001 to ensure a certain level of independence. Launched the OpenWFEru project in 2006, as a port of OpenWFE from Java to Ruby. Blogs on workflow and software engineering subjects at http://jmettraux.openwfe.org
講演時間
11:00〜11:30
講演資料
openwferu_rk2007_j.pdf (和訳付き, 538 KB)

AP4R : Ruby のための非同期メッセージングライブラリ (篠原 俊一 / 加藤 究)

AP4R とは、Ruby のための Ruby による非同期メッセージングライブラリです。AP4R を活用したシステムでは、クライアントへの素早いレスポンスと負荷分散によるスケーラブルな構成を実現できます。
このセッションでは、信頼性と水平分散をサポートする実装と、Ruby on Rails とのシームレスな連携を含めた API を解説します。また、実際のシステムへの適用事例をご紹介します。 2007年は SIer の間でも Ruby が広く利用されると思います (希望的観測)。 Ruby におけるメッセージングの活躍の場はこれまで以上に増えるのではないでしょうか?
RubyForge: AP4R: Project Info http://rubyforge.org/projects/ap4r/

スピーカー
篠原 俊一 / 加藤 究 - フューチャーアーキテクト株式会社
プロフィール
篠原 - Ruby が大好きなプログラマ。九州出身、芋焼酎が好き。でも、日本酒には板わさが最高だと思う。(id:ita-wasa)
加藤 - 去年から Ruby をはじめたプログラマ。楽しくなってきた。名前重要。名前負けしないようにがんばる。(id:kiwamu)
講演時間
11:30〜12:00
講演資料
http://rubyforge.org/docman/view.php/1765/1256/AP4R_on_RubyKaigi2007.pdf
http://rubyforge.org/docman/view.php/1765/1257/AP4R_on_RubyKaigi2007_EN.pdf (英語版)

セッション 弐 13:00 - 14:20 スポンサーセッション

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セッション 参 14:30 - 15:30 GUI Frameworks

(セッション後に質疑応答を予定)

Inside Ruby/Tk (永井 秀利)

Ruby/Tk は、単純に「Tcl ではなく Ruby で Tk をコントロールできる」というだけでなく、Tcl/Tk を使って GUI を構築する上で不便であった部分を補うための仕組みも導入されている。こうした Ruby/Tk に特有の点、Tcl/Tk や Perl/Tk の資料を参考にしている範囲では分かりづらい点について、Ruby/Tk の特徴・位置付けと共に時間の許す範囲で紹介する。

スピーカー
永井 秀利 - 九州工業大学 情報工学部 知能情報工学科
プロフィール
Ruby/Tk メンテナ。 著書:『Rubyを256倍使うための本 界道編』、『Rubyアプリケーションプログラミング』
講演時間
14:30〜14:45
講演資料
http://www.dumbo.ai.kyutech.ac.jp/~nagai/RubyKaigi2007-nagai.pdf
http://www.dumbo.ai.kyutech.ac.jp/~nagai/RubyKaigi2007-nagai.swf

Hello Ruby-GNOME2 World (武藤 昌夫(むとう まさお))

Ruby-GNOME2はLinux, *BSDやMS Windowsで使うことのできる歴史のあるGUIライブラリを中心とした20個以上もあるライブラリのパッケージです。本セッションではRuby-GNOME2の中でも代表的なライブラリの魅力をご紹介します。

スピーカー
武藤 昌夫(むとう まさお) - 日本ヒューレット・パッカード株式会社, Ruby-GNOME2 Project
プロフィール
Ruby-GNOME2, Ruby-GetText-Packageのメンテナをしています。最近、デスマーチ気味で全てのOSSプロジェクトが停滞気味です。RubyKaigiが終わるころには少しは余裕ができるかもしらないので、またいろいろ始めようと思ってます。乞うご期待!
講演時間
14:45〜15:00
講演資料
http://www.yotabanana.com/hiki/ja/?rubykaigi2007

VisualuRuby計画(仮称)によるWindowsでのGUI開発 (nyasu)

Windows上でGUIを作るためのライブラリであるVisualuRuby計画(仮称)をご紹介します。この計画も7年目になり、結構長くやっていますので、評判良かった点、悪かった点なども交え、総括っぽく話してみたいと思います。

スピーカー
nyasu - 日本Rubyの会
プロフィール
趣味のプログラマ。活動時間は深夜と休日です。
講演時間
15:00〜15:15
講演資料
http://www.osk.3web.ne.jp/~nyasu/vruby/rubykaigi2007/
http://www.osk.3web.ne.jp/~nyasu/vruby/rubykaigi2007/rk2007vr-3.pdf

RubyCocoa - RubyによるMac OS Xソフトウェア開発 (藤本 尚邦)

RubyでMac OS X用のソフトウェアを開発するためのフレームワークRubyCocoaについて、簡単なデモをまじえながら最新の開発状況・動向をお伝えします。

スピーカー
藤本 尚邦
プロフィール
RubyCocoa作者,プログラマ
講演時間
15:15〜15:30
講演資料
http://www.fobj.com/hisa/d/20070611.html#p01

セッション 肆 15:50 - 16:50 ビジュアル系

(セッション後に質疑応答を予定)

モテる Ruby!Ruby で画像編集のあの手この手 (舘野 祐一)

昨年あたりから世間的には Ruby が大ブレイクしています。しかし Ruby が使えてもモテる気配がしません。IT 系で女性が多い職種といったらデザイナー。というわけで画像編集を Ruby でできるとモテる気がしませんか? そこで RMagick を中心とした画像編集をする Tips その他諸々をお伝えします。デザイナーの方々ともより仲良くなれるかも!? (注・弊社デザイナーは全員男です。ウホッ?)

スピーカー
舘野 祐一(secondlife) - 株式会社はてな
プロフィール
Perl の会社で Ruby を使っているエンジニア。好きなエディタは vim。最近好きなアイドルは Perfume。
講演時間
15:50〜16:05
講演資料
http://d.hatena.ne.jp/secondlife/20070612/1181618706

Ruby/SDLとその周辺 (大林 一平(ohai) / 原 悠(yhara))

Rubyでゲームを始めとしたマルチメディアアプリケーションを作るためのライブラリ、Ruby/SDL。開発6年目に入ったRuby/SDLの概要および最近のトピックを紹介します。Ruby/SDLを使ったことのない人にも興味を持って欲しいと思っています。
http://www.kmc.gr.jp/~ohai/rubysdl.html
http://mono.kmc.gr.jp/~yhara/w/?RubySDLStarterKit

スピーカー
大林 一平(ohai) / 原 悠(yhara) - 京大マイコンクラブ( http://www.kmc.gr.jp/ )
プロフィール
ohai: Ruby/SDL、Ruby Refactoring Browser、RRSEなどを開発しています。大学院で数学の研究をしています。
yhara: Rubyのライブラリの紹介記事を書いたりしている大学院生です。
講演時間
16:05〜16:20
講演資料
http://www.kmc.gr.jp/~ohai/RubyKaigi2007/

rcairo (須藤 功平)

できることはけっこうすごいのに、ドキュメントの少なさや現開発者のマーケティングの下手さでマイナーなrcairoを紹介する。 rcairoはベクトル系の画像描画ライブラリで、アンチエイリアスやアルファチャンネルをサポートした高品質な画像を生成できる。同じAPIでPDF/PNG/SVGなど複数の画像フォーマットを生成できる。さらにLinux/Windows/MacOS Xなど複数のプラットフォームのGUIの描画も同じAPIでできる。

スピーカー
須藤 功平 - COZMIXNG
プロフィール
オープンでフリーでリポジトリが公開されていてパッチを受け入れてくれるプロジェクトが好き。
Related projects: rcairo, Rabbit, RSS Parser, Ruby-GNOME2, Ruby/Subversion, Ruby/ActiveLdap, ...
講演時間
16:20〜16:35
講演資料
http://pub.cozmixng.org/~gallery/kou/screenshot/rabbit/RubyKaigi2007/

HTML: http://pub.cozmixng.org/~kou/archives/RubyKaigi2007/
PDF: http://pub.cozmixng.org/~kou/archives/RubyKaigi2007/rcairo.pdf
上記HTMLとPDF: http://pub.cozmixng.org/~kou/archives/RubyKaigi2007.tar.gz

私はいかにRubyでメディア・アート作品をつくり、しかも一円も損をしなかったか (えと こういちろう)

私がこれまでRubyを使用して制作してきたメディア・アート作品を紹介する。昨年度は「インターネット物理モデル」を紹介したが,それ以外にも,インタラクティブな作品,ネットワークを用いた作品,音楽の自動生成を行った作品がある.それらの実例をお見せする.

スピーカー
えと こういちろう - 独立行政法人産業技術総合研究所/東京大学大学院情報理工学系研究科
プロフィール
Rubyist,メディア・アーティスト,深追イスト.
講演時間
16:35〜16:50

セッション 伍 17:10 - 18:10 基調講演 (Dave Thomas)

Island Ruby, or
How To Survive Invasions, Immigrants, and Cultural Attacks

(島国としてのRuby、
我々はいかにして侵攻・移民・文化的侵略から生き延びるか)

In many ways, Ruby is a reflection of both the country and the person that created it. This unique blending of philosophies and pragmatics has produced something which is truly extraordinary. Those of us who program in Ruby have enjoyed a kind of quiet sanctuary in the otherwise chaotic world of software development.

Suddenly, though, a large number of people have discovered this gentle place. And these people don't necessarily understand its nature. They play loud music and shout, they leave litter, and they try to make things move more quickly than we're used to.

Is this good; is it bad; is it inevitable? Is it possible to be an island in the modern world? This talk explores the issues and suggests some possible futures.

Rubyは、さまざまな面でその作者や生み出した国を反映しています。その思想と実践の類まれな配合が、Rubyというとてつもない何かを生み出しました。Rubyでプログラムを書いていると、ソフトウェア開発という混沌とした世界のなかで、静寂に包まれた安らぎの場所にいるかのような感覚を味わえます。

ところが、この穏やかな土地に突然大量の人々がやってきました。彼らは、ここが元々どのような土地だったのかを理解している人達ばかりではありません。大音量で音楽をかけ、どなりちらし、ゴミを巻き散らし、私たちが今まで守ってきたペースよりも早く事を起こそうとしています。

これは良いことなのでしょうか。悪いことなのでしょうか。あるいは、避けられない変化なのでしょうか。現代において、島国のままであり続けることは不可能なのでしょうか。本講演ではこの問題について論じ、ありうべき未来について展望を述べます。

スピーカー
Dave Thomas - Dave is a principal in The Pragmatic Programmers, LLC ( http://pragmaticprogrammer.com )
プロフィール
Dave Thomas is a writer, trainer, and primarily a programmer. He's the author of 7 books, including The Pragmatic Programmer (with his partner Andy Hunt), Programming Ruby, and Agile Web Development with Rails. He first started using Ruby in 1998. He's the author of RDoc, and contributed most of the documentation for the built-in Ruby classes and libraries.

After all this time, Ruby still makes him happy.
講演時間
17:10〜18:10
講演資料
the_island_of_ruby_j.pdf (和訳付き, 8.24 MB)

クロージング 18:10 - 18:20



※プログラムは予定です。予告無く変更する場合があります。

Last modified:2007/06/25 12:56:07
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References:[Program0609] [SideMenu]

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